ルテインの重要性と認知度
“ ルテインサプリメント ” は、最近でこそよく目にするようになりましたが、アメリカやヨーロッパでは臨床実験でも、「目の老化防止」、「白内障の予防」、「黄斑変性症の予防・改善」のデータが出ており、以前から注目を集めています。
継続的に摂り続けることは理想ではありますが、どんなに必要な栄養素でも食事として必要量を取り続けることはなかなか難しいですよね。
そこで近年では、手軽に摂取できて継続しやすいサプリメントの重要性が見なおされてきました。
「では早速!」と、飛びつきたいところですが…(*_*) いざ、「ルテインサプリメントを摂取したい」と思っても、どれが良いのかわからず、迷ってしまいますよね?
ただやみくもに飲めば良いというものではありませんし、ルテイン入りだからと購入したら、期待はずれだったということも少なくありません。
ルテインサプリを選ぶ時の、注意点と気になる副作用
ルテインサプリを選ぶ際に注意したいのは、“ ルテインの種類 ” です。
ルテインにはフリー体ルテインとエステル体ルテインがあります。
これについては、情報がまちまちだったりするので惑わされてしまいがちですが、どちらが良いということよりも、吸収力や効き方に違いがあるということです。
あなたが「どういう症状」で「どう改善していきたい」かによって、飲むサプリを選ぶことが大切です。
一般的には、フリー体ルテインは吸収率が良く安全だといわれています。
ルテインは油脂に溶ける性質を持っているため、油と一緒に摂ると良いです。食事なら油で炒めたり、オイルの入ったドレッシングをかけたりして食べるのが理想的です。
エステルルテインは、フリー体ルテインに脂肪酸がくっついた状態のため、吸収率は劣りますが油と一緒に摂らなくても良い便利さがあります。
ただし、例えば6mgと同じの配合量であっても、フリー体は丸々6mgですが、エステル体は脂肪酸とくっついている量のため、ルテインとしての配合量が少なくなってしまいます。
これらを理解し、配合成分をしっかりチェックすることで、効率よくルテインの効果を体感できると思います。
ルテインの副作用
ルテインは、抗酸化作用を持つ「カロテノイド」の一種で、人参やほうれん草などの緑黄色野菜や果物、海草などの食品に含まれる天然色素の一種です。
サプリメントの多くはマリーゴールドから抽出されたもので、自然素材のものなら副作用の心配はありません。
合成ルテインは、かゆみや咳などの副作用が可能性として否定できないという報告がされているため、アレルギー等に敏感な方は控えたほうが賢明です。
購入の商品に記載されている1日の摂取量の目安をチェックして、用法容量はしっかり守りましょう。
ルテインを効率よく摂取するために
ルテインの1日あたりの摂取推奨量は6mg以上
これだけの量を、ほうれん草や人参などの野菜で摂ろうとすると相当な量となります。しかも、毎日継続するとなると十分な量の摂取は難しいでしょう。
改善や予防のためには、カラダに必要な栄養素を継続して摂り続けることが大切ですが、食事からだと続かないことがほとんどです。
サプリだけとか食事だけという考えではなく、どちらも意識的に効率よく取り入れていくのが良いと思います^^
アメリカの87%もの眼科医がルテインを推奨していることもあり、海外では日本以上に積極的にルテインサプリメントを取り入れている人が多いです。
またサプリメントは忙しいビジネスマンや主婦にとって、食事の時間が摂れない時でも、手軽にいつでもどこでも飲めるのが人気の一つです。